よくあるご質問

中絶手術を受けると妊娠しにくくなりますか?

人工妊娠中絶は母体保護法に基づいた手術であり、女性の体を保護し、将来的に正常な妊娠を可能にすることを目的としています。
通常、重篤な合併症がない限り、次回の妊娠に影響を及ぼすことはありません。術後は子宮内膜が新しくなるため、逆に妊娠しやすくなる場合もあります。ただし、元々高齢の方や妊娠しにくい方が妊娠した場合、その後に不妊となる可能性もあります。

当日の手術はできますか?

当院では手術前日の処置がないため、ご相談当日の手術が可能です。
※妊娠されてから一度も産婦人科で診察をされてない方の場合、子宮内での正常妊娠でない可能性もありますので、当日手術が行えない場合があります。

土日・祝日の手術は受け付けていますか?

土曜日の午前中のみ受け付けています。日曜日、祝祭日には受け付けておりません。詳しくはお電話にてご相談くださいませ。

受付時間
午前9:00~12:00
午後15:00~18:30(土曜のみ13:00~15:00)

電話番号:03-3642-2505

薬の中絶の失敗率はどのくらいですか?

統計的に見て、2錠目の内服をしてから8時間以内に組織(胎嚢)が排出されない確率は約9.9%です。

飲む中絶薬はどこで買えますか?

中絶薬は母体保護法指定医師のみが使用することが許可されており、その使用は厳格に管理されています。登録された医療機関でのみ提供されているため、一般の薬局やインターネットでの購入はできません。
個人輸入などでの購入や使用は、法律(刑法の堕胎の罪)に違反するだけでなく、重大な健康被害を引き起こす可能性があるため、絶対に行わないでください。

中絶にはいくらかかるのでしょうか?

中絶の費用についてはこちらのページよりご確認ください。

未成年でも中絶手術は受けられますか?

未成年でも受けることが出来ます。また、手術時のトラブルに備えて親権者の連絡先をお尋ねすることもあります。

自宅に連絡がくることはありますか?

当院からご自宅への連絡は行いません。ただし、病気の検査や治療のために保険を使用した場合、後日健康保険組合から医療機関名・日付・金額が記載された書類が送付されることがあります。この書類から病名は判明しませんが、不快に感じられる場合は保険を使用しないように申し出てください。

保険証を使用したくないのですが問題ないでしょうか?

中絶手術は健康保険の適用範囲外であり、保険証を使用せずに手続きを行うことは可能です。しかし、中絶手術を受ける際にも保険証の持参をお勧めしています。その理由は、術前の検査で保険適応の疾患(例:貧血など)が見つかった場合や、術後に子宮収縮が不十分だった場合など、一部のケースでは保険が適用される可能性があるからです。そのような場合、混合診療にならずに保険が適用されることがあります。