女性特有の症状に合わせた最適な診療を行います。

一般外来診療

不正出血や下腹部痛
月経不順や不妊症の治療(体外受精は除く)
更年期障害
妊婦健診(お産は現在行っておりません。近隣の病院や里帰りの病院へ紹介状を作成します。)
避妊の相談(低用量ピル、モーニングアフターピルの処方、ミレーナなど子宮内留置)
おりもの(帯下)の異常、性病検査
膀胱炎、頻尿の治療
などを行っております。

人工妊娠中絶(母体保護法)

様々な理由により、今回は妊娠を継続できないと選択しなければならない状況があります。
その場合、母体保護法により人工妊娠中絶を行います。

妊娠中絶手術の流れ

  1. 当院では、前日の術前処置は行いません。中絶手術で一番の痛みは術前処置である子宮頚管(子宮の出口)の拡張です。当院では、この前処置を行う必要はありません。
  2. 手術は静脈麻酔で行い、超音波で胎児を確認しながら、吸引法で行います。
    手術は眠っている間に終了しますので、ほとんど痛みはありません
  3. 手術の時間は約3分で、来院してから帰宅するまで約3時間です。
    入院の必要はありません。翌日より通勤、通学可能です。
  4. 来院日当日の手術も可能です。同意書、術前の準備、合併症の確認、食事・料金等の説明がありますので、必ずお電話で確認してからご来院下さい。
    プリンターで印刷できる方は同意書を印刷して、記入し署名・押印してご持参ください。
    プリンターで印刷できない方は、ご自身で類似の同意書をつくって、パートナーに署名・押印してもらい、お持ちいただいても結構です。
  5. ぜんそくなどのアレルギーをお持ちの方、帝王切開術をされたことのある方、子宮筋腫などの方にも対応できます。
  6. 手術の当日は車の運転はできません。お車での来院はご遠慮ください。手術の翌日より通勤、通学可能です。
  7. 今回の手術は次回の妊娠には影響しません。
  8. 術後は、子宮と卵巣の状態、腹痛、出血等についての確認と説明がありますので、1~2回、術後検診にご来院ください。

子宮がん検診

子宮がんには、発生場所や特徴が異なる子宮頚がんと子宮体がんの2種類があります。
※一般的に、子宮がん検診とは、子宮頚がん検診のことを指します。

子宮頸がん

子宮の入り口(頚部)に発生するがんです。子宮頚がんの細胞は,そのほとんどが性行為による発がん性の HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因とされており,感染から5~10年かかって増殖すると言われています。
子宮頚がんは、検診が非常に有効です。受診者のうち約1%に精密検査が必要になり、精密検査が必要な方の中でがんが発見されるのは約10%と非常に高率です。
ただし、これらのがんの60%以上はごく早期で見つかるため、その大半は子宮を温存した治療が可能で、その後の妊娠出産にも特に問題はありません。

子宮体がん

子宮本体(子宮体部)の内膜から発生します。比較的初期から月経とは無関係に出血することが多いといわれております。
主に50歳代以降に多いがんです。


男女産み分け指導

当院では、「男の子、女の子」の産み分け希望の方を対象に、男女産み分け相談を行っております。
産み分けにはタイミング法、ゼリー法、内服薬を利用した男女産み分けを指導しております。(予約不要)

※性別は受精の瞬間に決定されます。性別を決定する染色体はXとYがあります。卵子はX染色体で、ここにXとYのどちらの染色体がつくかによって決定されます。産み分けとは、XとYどちらの精子が結びつき易いか、という環境を膣内でつくりあげる方法です。